浴室での安全
家庭における事故のほとんどは浴室で発生します。浴室での事故の可能性を最小限に抑えるため、下記のガイドラインを実施することをお勧めします。
・浴室やシャワールームでの転倒は、事故原因の上位を占めています。浴室やシャワールームの床に滑り止めマットやテープを貼ることにより、転倒の危険を抑えることができます。滑り止めは、ホームセンター(D.I.Y)などで買い求めることができます。
・入浴の際は、床や浴槽内に石鹸を放置しないようにしてください。
・浴槽の中央または壁に取っ手を設置しましょう。特に、お年寄りや体の不自由な方などは、補助なしでの浴槽への出入りが困難な場合があります。
・誤ってシャンプーや化粧品の容器を踏んだり、不安定な設置場所からの落下を防ぐため、安全な場所に置くようにしてください。
・防水機能、防水プラグなどが付いていない電化製品は、浴室の外に置くようにしてください。シェーバーやドライヤーは、浴室の外または浴槽および洗面台から離れた場所に置いて下さい。
・ぬれた手でスイッチ類を触るのは危険です。壁スイッチは感電の恐れがあるため、引き紐スイッチを設置するようにしてください。
・薬などは購入時の容器を最後まで使用し、子供の手の届かないところに保管してください。
・浴室およびシャワー室の出入り口にガラスを使用する場合は、安全ガラスまたは強化プラスチックを使用してください。
・浴槽に湯を張るときや、シャワーを浴びるときに蛇口を捻る際は、突然熱湯が出る恐れがあるため、必ず最初に水から捻るようにしてください。また、入浴の際は、必ず温度を確認してから浴槽に入ってください。
・子どもを浴室、特に浴槽に一人で残さないようにしてください。