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冬季の運転

冬季の運転中に不測の事態が起きた場合、死を招く最も大きな要因は、車の装備が不十分であることだといわれています。雪や路面の凍結に対する準備、また冬季にどのような運転をするべきかを知っておくことは必要不可欠です。

以下は、冬の気象条件下で運転する際のアドバイスと吹雪の中で立ち往生した際の対処方法です。

◇出発前に

・車両の点検を念入りに行ってください。点検する場所はタイヤ、バッテリー、ラジエーターの不凍液、リアウインドウの曇りを取るヒーター、ワイパー、窓ガラスの洗浄液、サーモスタット、すべてのライト、ヒーター、ブレーキ、除霜装置、オイルが挙げられます。調子が悪い場合はメカニックに相談してください。
・エンジンをかける前に、ワイパーが窓ガラスに凍りついていないかを調べてください。エンジンを切ることによってワイパーが途中で止まった場合、次回にエンジンをかけるとその位置から動き出します。その場合、もしワイパーが窓に凍りついていたら、ワイパーを損傷しかねません。日頃から、ワイパーのスイッチを切ったら、ワイパーが定位置に戻ったことを確認し、その後エンジンを切るように心がけてください。
・冬の運転に必要な道具一式を揃えてください。余分な電池と懐中電灯、応急処置用具一式、小刀、自分もしくは家族が必要な薬、毛布、マッチ、カッパ、厚手の服、雪かきブラシ、車のバッテリーを繋ぐケーブルが必要です。車の緊急用具に関しての詳しい情報はこちらをご覧ください、
・タイヤの溝、接地面を確認してください。雪の場合は雪用タイヤ、チェーンを使用してください。またチェーンの取り付けには、日頃から慣れておくようにしてください。
・冬季、窓に積もった雪を取る雪かきを常に用意してください。
・ガソリンを常にタンクの半分以上に保ってください。
・現地のラジオなどで気象情報を確認し、道路状況を把握しておいてください。
・夜間のドライブはなるべく避けてください。もし、夜間の運転が必用な場合は、家族や友人に同行してもらってください。
・遠隔地で車が壊れて動かなくなり、救助を待たなくてはいけない場合に備えて、水、チョコレートなどの非常食を用意してください。

◇雪道、道路凍結時の運転

冬の間、居住地域、旅行先の気象情報を常に確認することをお勧めします。降雪の中や雪で凍結した道路を運転する場合は、通常よりスピードを落として走行する必要があります。そのため、早めに出発するか、もしくは遅れて到着することを考慮してください。

可能であれば、夜間の走行は避けるようにしてください。昼間は視界がよいだけではなく、何か問題が起きた際に救助を求めることが容易にできます。出発前に、目的地、道順、出発および到着予定時間を必ず誰かに知らせておいてください。

雪道の運転に備えた事前準備が重要です。以下の物を用意しておきましょう。

・毛布、厚手の服
・温かい飲み物が入った魔法瓶
・懐中電灯
・スナック、または栄養補助食
・ろうそく、マッチ
・雪道走行用チェーン
・小型スコップ
・ロープ
・雪かきの道具
・車のバッテリーを繋ぐケープル
・充電されている携帯電話
・砂袋、古い絨毯、または粗製麻布(スタッグした場合用)

滑りやすくなっていることを予想し、スピードを落として、道路状況に合わせた走行をしてください。高速での運転はもちろん、低速過ぎる運転も悪天候では危険になります。雪の中を運転中、特に勾配のあるところでは車を止めないようにしてください。

悪天候での走行は運転者の視界を狭め、また対向車からも見えにくくなるため、必ずライトをつけるようにしてください。また、ハンドル、ブレーキ、アクセルを慎重に扱うよう心がけましょう。急なハンドル操作やブレーキはスリップを引き起こし、コントロールを失う危険性が高くなります。

・悪天候での運転は体力を消耗します。長距離を運転する場合は、ドライブインなどで十分に休憩を取るようにしてください。
・出発前に、窓、ボンネット、屋根、ヘッドライト、ブレーキライトから雪、氷を取り払っておきましょう。
・整備されていることを確認してください。ヒーター、霜取り、ブレーキが作動するかチェックしてください。ワイパーのタンクを不凍液で満たしておくことも不可欠です。
・ワイパーが正常に作動するか確認し、窓が曇らないように曇取りを使用するか、布で拭くようにしてください。また、雪かきの道具を常備しておくようにしてください。
・冬場は、常にガソリンをタンクの半分以上に保ってください。これは、ガソリンの重みで車両の駆動力が向上するだけでなく、燃料系統に影響を与える湿気を減らす役割があります。
・発進の際に、タイヤが空回りするのを防ぐには2速を使用して、アクセルを徐々に踏み込んでください。
・雪が予想されている気象状況下では、主要道路を運転してください。脇道を走行して、雪で身動きが取れなくなってしまった場合、救助を得られるまでに時間がかかる恐れがあります。
・路面の凍結に注意してください。橋、高架下など影になっている場所は、凍結しやすいので注意してください。
・車間距離を十分に保ってください。冬季は通常の2倍の車間距離を取ることをお勧めします。対応する時間を多く持つことで、目前の事故を回避することができます。
・コーナー、もしくは交差点に差しかかったら、十分に減速すると共に、早めにウインカーを出し、後ろの車へ次の行動を知らせましょう。曲がっている最中に急ブレーキをかけるとコントロールを失うことを念頭におき、また乱暴なハンドル操作も避けてください。
・滑りやすい勾配では低速ギアで走行してください。エンジンブレーキによって車を制御することができます。登り坂で一時停止、発進するのは容易ではありません。そのため、坂の途中で対抗車が来た場合は、登りの車に道を譲りましょう。
・路面状況が悪い際の追い越しは避けてください。どうしても必要な場合は、十分な距離が前方と横にあることを確認してから行ってください。
・悪天候時では、ゆっくり運転し、他の車にもより注意を払ってください。
・悪天候で運転する際は、他の運転手から見えるようにヘッドライトを点灯してください。激しい雪の中では、ロービームのヘッドライトがより有効です。
・雪の中で身動きが取れなくなったり、車が故障した場合は、緊急装備が役に立ちます。車を動かせない場合は、車の中に留まり、寒さをしのぎながら救助を待つことです。暖房をつけるためにエンジンを時折かけてください。停車している車の中では、一酸化炭素がたまりやすいのため、注意が必要です。必ず排気ガスが排出されていることを確認してください。

◇吹雪に遭遇した場合

・救援を求め、状況を説明するために携帯電話を使用してください。
・100メートル以内に救助が見えない限り、車内に待機してください。
・身体の熱の60パーセントは頭から失われます。厚手の帽子をかぶりましょう。
・ハザードライトを点灯してください。
・人目につきやすいように、ラジオのアンテナに明るい色の布を吊るしてください。
・1時間置きに10分ほどエンジンをかけ、暖房をつけましょう
・一酸化炭素中毒を避けるために、積もった雪でガスの排出が妨げられていないかチェックしてください。また、エンジンをかけている時は、窓をわずかに開けておきましょう。
・同じ場所にずっと留まらず、血液の循環を促すために少し運動をしてください。

震えや眠気などを来す凍傷や低体温症の症状に気をつけてください。同乗者が低体温症を起こし始めた場合、自分の体の熱を利用して暖めてください。その際、胴体から始め、そして手足を最後に温めてるようにしてください。手足を先に温めてしまうと、冷たい血が心臓へ流れ、心臓が停止する恐れがあります。凍傷、低体温症を起こしている人に、カフェインやアルコールを含んだ飲み物を決して与えないでください。カフェインは心臓の活動を遅めますが、反対にアルコールは早めてしまい、このどちらも状態を悪化させる危険があります。

緊急用具は車のトランクに常に用意しておきましょう。静かな、または暗い道路で車が故障した場合、役に立ちます。大きく丈夫なかばんに緊急用具を入れておくとよいでしょう。季節によって緊急用具の中身を替えますが、1年を通して必要なものは下記の通りです。

・緊急連絡先を保存してある携帯電話
・バッテリーと懐中電灯、予備の開封されていないバッテリーと懐中電灯
・対向車へ停車している車への注意を促す三角反射板、発炎筒(特に、夜間や視界が悪いときに車が故障した場合必要です)
・毛布、タオル、シート
・ガソリンを入れた容器
・ラジエーター用に2リットルの水
・バンドエイド、消毒クリーム、鎮痛剤を含む応急処置用具
・いくつかのサイズのスパナ
・プラス、マイナスのスクリュードライバー
・潤滑油
・牽引用ロープ
・マッチ、ライター
・予備のファンベルト
・地図
・栄養補強食、ピーナッツ、ドライフルーツなど日持ちのする食料

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