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家庭のための緊急時計画

自然災害への対策は、どの国や地域にいるかによって大きな違いが出てきます。国や地域により、竜巻、地震、山火事、洪水など異なった自然災害の危険があるため、対策もそれぞれ異なります。例えば、日本では地震対策が重視され、またアメリカの中西部では竜巻への対策が重要視されます。しかし、なかには国や地域に関わらず、世界中共通して発生する災害があります。そのひとつが家庭で起きる火事です。

火事などの非常時には、次の行動を冷静に考える時間はなく、また動揺した心理状態で家族の安全を確保することはほぼ不可能といえます。そのため、事前に家族内で緊急時の行動や心構えを話し合い、実際の非常時には冷静な行動が取れるようにしておくことが必要です。

◇緊急事への備え

緊急時に家族内で取れる行動は個人レベルのものに限られていますが、家族全員で集まり、なぜ非常時への準備が必要であるか、また親の責任として、どのくらいの情報を誰と共有するか、正しい判断を下しておく必要があります。さらに居住している地域で最も起こりやすい災害について、話し合っておくことも有益です。

下記の項目を参考にして、話し合いを行なってください。

・家族内の緊急時の計画を立てる理由を簡単に説明してください。
・現在のところ災害が起きる可能性は低いが、万が一に備えた計画を立てるのは良い案であるという説明も付け加えるとよいでしょう。
・話を大げさにして恐怖心を与えないように注意してください。子どもは周囲の大人と同様に落ち着くこと、また周囲と協力するように促してください。
・子どもたちに対し、緊急時で取るべき行動を知っておくことにより、落ち着いて対処ができることを説明しておきましょう。

◇計画を立てる

家族が緊急時対策の必要性を理解したら、不測の事態に備えたチェックリストを作成し、それについて家族で話し合ってください。役割分担を決め、家族がひとつのチームとして行動できるようにしておきしょう。各役割や負担の調整は各家庭で行なってください。

・家の図面を描いてください。家の中を歩き回り、各部屋の避難口を確認してください。部屋によってはドアが2箇所以上ある避難の容易な部屋とそうでない部屋があります。
・避難をする際の行動を話し合いましょう。可能であれば避難経路を二通り用意し、実際に避難訓練を行なってください。
・窓に柵などがついている場合、取り外しが可能か確認してください。もし鍵が必要な場合は、安全かつ取り出しやすい場所に保管してください。
・緊急時には、電話番号を探している時間はありません。緊急連絡先(消防、警察、救急車)のリストを作成し、電話の側に貼るようなどして、すぐに使えるようにしてください。
・小さな子どもたちにも、緊急連絡先への電話のかけ方を教えてください。
・消防署、消火器具の販売会社から、消火器の使い方など、家族全員で防災訓練を受けることも必要です。消火器は家族全員の手が届きやすい場所に保管してください。
・電気のブレーカー、ガスの元栓の場所を家族で確認し、電気の切り方、ガスの元栓の閉め方を全員が知っておくようにしてください。
・救急箱を用意し、内容を定期的に点検、補充するようにしてください。

◇集合場所

家族で決めておくべき最も重要なことは、集合場所を指定しておくことです。火災が発生した場合、多くの人は、自宅近辺の安全な場所に避難することを望みます。その避難場所として、近所の知人宅が理想的です。緊急時に不在だった家族のメンバーが、避難した家族の居場所を確認する際にも役立ちます。近所の知人に避難場所としたい旨を伝え、許可を貰っておくとよいでしょう。避難場所では人員点呼をし、全員が無事に避難できたかを確認してください。

災害が広範囲におよぶ場合を想定し、第2の集合場所を設定しておくことも重要です。集合場所の住所と電話番号を家族全員に暗記させてください。

災害時の連絡手段として、他の地域に住んでいる友人や親類を共通連絡先にしておくことや災害時伝言サービスを利用するのも良い案です。家族の間で連絡方法を決めておき、必要な電話番号をリストにし、また伝言サービスなどの利用方法を確認しておいてください。

◇現金

災害時には銀行は閉鎖され、ATMの利用もできない場合があります。可能であれば、2週間分の生活に必要な現金を自宅に保管しておくとよいでしょう。空き巣対策として、現金は2、3カ所に分けて保管をしてください。この対策は家族全員に話しをする必要はありません。

◇職場と学校

災害時に自宅にいない家族の計画を準備しておくことも大切です。職場、学校、デイケアセンターなど、家族が昼間の時間帯を過ごしている場所の緊急時計画および避難場所を把握し、子どもが学校から帰宅する場合、誰が迎えに行き、保護するのかを決めてください。

・職場から離れられない、もしくは職場が自宅から遠い場合、子どもおよび老人の面倒を見てもらえる親類や友人を決めておいてください。
・自宅、学校、職場、車内など、緊急時にどこに居るかで行なう対策は異なります。それぞれの場所で取るべき行動を書き出し、まとめておきましょう。災害時に混乱しないよう、対策の内容は簡潔にしておく必要があります。
・できるだけ計画に従ってください。緊急時に、両親が子どもたちを迎えにいくと決めておけば、子どもは誰が迎えに来るか事前に知っているため、安心することができます。
・家族が一緒にいない日中に災害が発生した場合、緊急事態にはどうするべきかを明確にしておいてください。職場、学校での緊急時計画を話し合い、誰が迎えに行くのか、また集合場所などを決めおく必要性を説明してください。
・学期や学年が移り変わるにつれて、集合場所が変更される可能性があるため、定期的に上記の内容を確認してください。

◇訓練と計画の見直し

・計画が完成したら、定期的に訓練ををする必要があります。また、計画が効果的であるか確認するために、時々家族で話し合いをすることもお勧めします。
・6カ月毎に、家族に対し計画に関する質問をして、重要事項を覚えているか確認してください。
・避難訓練を6カ月ごとに実施し、毎回異なる避難ルートを使って練習してください。
・訓練ごとに、家族全員が電気、水道、ガスの元栓の閉め方を覚えているか確認してください。
・少なくとも6カ月おきに、非常用に貯蔵した飲料水および食糧を交換してください。
・消火器具の説明書に従い点検などを行なってください。
・室内に火災探知機がある場合は頻繁に点検を行い、1年に1度は電池の交換をしてください。

◇緊急時計画の例

下記に挙げる緊急時計画の例を参考にし、緊急連絡先の電話番号を作成してください。リストはプリントアウトし、車のダッシュボードの小物入れに保管したり、日常的に家族の目に入る場所に貼ってください。

・家族の緊急時計画

救急車________________________________________________

警察__________________________________________________

消防__________________________________________________

病院__________________________________________________

電気__________________________________________________

ガス__________________________________________________

水道__________________________________________________

配管工事______________________________________________

電気工事______________________________________________

避難時の集合場所(自宅外):
________________________________________
(家の門など、自宅付近の屋外の場所)

自宅から離れる際の集合場所:
________________________________________
(近所の○○さん宅など、明確に)

家族に会えない場合の連絡先:
名前____________________________________
(地域外に住む、緊急連絡先となる人の名前)

電話番号: ______________________________

家庭での電気関連の危険 火災の予防

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