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車両の故障

日本では車検制度によって、運転中に車が故障することは、他国に比べて非常に少なくなっています。その上、ロードサービスも非常に充実しており、車の故障によって生じる危険性は格段に少ないと言えます。しかし、予期せぬ事態に備え、最低限の準備をすることが必要です。

海外へ渡航する場合、日本の免許や国際運転免許によって、レンタカーを利用したり、長期滞在時には車を購入する場合もあります。海外では交通事情が全く異なるため、日本では通常起こりえないことも視野にいれる必要があります。特に海外で運転中に故障した場合、ロードサービスの利便性が格段に低下する、ロードサービスそのものが得られない、危険な場所で止まった際に犯罪の被害者になる恐れがあるなど、様々な可能性があるため、対応策を把握しておく必要があります。

車両の点検を怠らないようにしてください。ガソリン、エンジンオイル、水、タイヤの空気圧(スペアタイヤも含む)など、常に整備された状態に保つようにしてください。整備をしておくことにより、人気のない場所で故障したり、犯罪などの緊急事態から逃れる際にガス欠で止まることなどを回避することができます。

携帯電話、懐中電灯、毛布、コートなどを常備してください。これは特に故障時に役立ちます。

◇故障時

・車の不調に気づいたら、速やかに路肩に寄せ、交通からできるだけ離れた安全な場所に停止してください。
・タイヤを路肩に向けて停車させてください。万が一後ろから追突された場合、前方の車への衝突を避けられます。
・道路の真ん中で止まってしまった場合は、ハザードランプを付け、後続の車に停止していることを知らせてください。一人で無理に車を移動させることは危険ですので避けてください。
・後続車もしくは対向車があなた自身や停止した車にぶつかる可能性がある場合、車から離れ安全な場所に移動してください。車の移動は一人でせず、他の人の協力を得てください。
・車の前方および後方に立たないようにしてください。

◇他の運転者に警告する

停止している車の存在を他の運転者に知らせてください。特に高速道路では、走行速度が速いため、遠距離からでも故障車に気付くようにする必要があります。下記の項目を参考にしてください。

・特に夜間や天候の悪い日には必ずハザードランプをつけてください。
・車両のボンネットを開け、救助が必要であることをアピールしてください。
・三角停止版や発煙筒などを使用し、他の車両に停止している事を知らせてください。
・道路に立って他の車を止めようとすることは避けてください。

◇救援を呼ぶ

・友人、家族もしくはロードサービスなどに連絡を取ってください。安全で、携帯電話の使用が可能であれば、車内から電話をかけてください。
・もし、車内にいることが危険であると判断した場合は、慎重に車外へ出て、安全な場所へ移動してください。
・携帯電話を持っていない場合、近くに公衆電話があるか確認してください。このような事態に備え、小銭やテレフォンカードを常備しておくと便利です。
・もし、歩いていける距離に電話がない場合、他の運転者に助けを求めてください。パトカーを探すのが最善です。公衆電話まで車で送ってくれると言われた場合は申し出を断り、代わりに電話をかけてもらうようお願いしてください。
・やむを得ず見知らぬ人に頼らなければならない場合、丁寧に相手の身分証明証を要求し、電話番号、住所などを書き取ってください。これに加え、行き先、戻る時間、車を離れる理由を書き、第3者もしくは車の中に残しておいてください。
・援助がどうしても必要な場合にも、小さな子どもやペットを車の中に残すことは避けてください。

◇現在地の確認

運転中は現在地を常に認識してください。救援を呼ぶ際に役立ちます。また、下記のものが目印となります。

・サービスエリア
・レストラン
・ショッピングセンター
・橋
・商店街、商業施設
・距離を示した道路標識
・最寄の緊急用公衆電話
・休憩所

◇連絡を取る際

警察やロードサービスと連絡を取る際、下記の情報を用意してください。

・名前
・ロードサービスの会員番号
・車の状態、現在地、車両の場所などの詳細
・故障をできるだけ詳細に説明
・(必要であれば)けん引方法
・休日の場合は救助が来るまで時間がかかるかもしれません。
・遠隔地、深夜、悪天候時に故障した場合、救援車両が到着するまでに時間がかかる場合があります。

◇車の中で待機する

・たいていの場合、牽引車が到着するまで車内で待機するのが最善です。車から離れて待機する場合は、車が見える安全な場所に移動してください。
・高速道路などでは、他の車両を避けるため、車の通行と反対側のドアから外に出てください。
・ひとりで外で待機する場合、助手席または後のいずれかのドアの鍵を開けておけば、必要なときに急いで車に戻ることができます。
・徒歩で救助を求めに行く場合、その場に車および同乗者を残しても安全であるか、また、道路が歩行に適しているかどうかを考慮してください。
・車をその場に残して救助を求めに行く場合、ダッシュボードに向かった場所、出かけた時間などの詳細を書いた紙を置いておくとよいでしょう。
・くさりで繋がれていない限り、ペットを車外へ出さないようにしてください。
・暖房やエアコンをきかせるために、エンジンをつけたままにしないでください。一酸化炭素中毒の危険性があります。

◇見知らぬ人が近づいて来た場合

・窓をほぼ閉めた状態にし、ドアをロックしてください。もし、見知らぬ相手が援助を申し出た場合、ロードサービスに電話をしてもらうようお願いしてください。
・車外には出ないようにしてください。
・恐怖心を感じる場合は、いかなる状況でも車内に留まり、ドアをロックし窓を閉めてください。
・車内にいる間に脅されたり、嫌がらせをされた場合は、クラクションを鳴らし続け、周囲の注意を引くようにしてください。

◇救援が到着した時に

評判の高いロードサービス会社は、スタッフの訓練が行き届いており、どのような状況にも的確な判断を下すことができます。落ち着いて彼らに協力することが大切です。

・電話で依頼したロードサービス会社の車両であることを確認してください。
・要求どおりの救援サービスが提供されているか確認してください。
・救援スタッフに手伝いを頼まれた場合以外は、作業を手伝わないようにしてください。

◇友人が牽引する場合

特に海外において、ロードサービスが得られない、時間がかかりすぎるなど、友人による牽引が必要となる場合があります。日本では適切な牽引免許が必要ですが、海外でも同様の資格が求められることがあります。下記のアドバイスは、特に法律によって定められている事項が無く、必要に迫られた場合に、友人による牽引を行わざるを得ない場合のアドバイスです。

・2台の車を繋ぐ牽引ロープなどの牽引器具の取り付け部分が動いたり、その部分がゴム製の場合は、使用しないでください。決して牽引器具をショックアブゾーバー、ラジエーター、排気口などに取り付けないでください。車のフレームもしくはフレームに直接取り付けられている接続部分のみを使用してください。
・けん引車と故障車の距離に注意してください。2台の車に生じる時間差を考慮しなければいけません。2台の距離が短すぎるのは危険です。牽引車は、故障車に追突されないようにするため、停止、曲がり角などでは通常の運転よりも早めのハンドル、ブレーキ操作が必要です。
・2台の距離が遠すぎると、牽引をしている事に気がつかない他の車が2台の車の間に割り込もうとする可能性があります。牽引バーの使用をお勧めします。
・前もって、牽引車と故障車の間で使用する手信号を決めておいてください。
・発車する際、牽引されている車のブレーキをそっと踏み、牽引ロープの張り具合を確認してください。下り坂では、後の車は多少ブレーキをかけてロープが弛まないようにしましょう。

◇ロードサービスを利用するにあたり、知っておくこと

・ロードサービスや車両保険が補うサービス内容を確認し、理解しておいてください。
・契約している保険によって、無料または小額でサービスが提供されるものや、料金を支払った後で保険会社に実額を請求するものがあります。
・ロードサービスに加入していない場合は、費用の全額負担になります。現金もしくはクレジットカードでの支払いになります。
・領収書をもらうようにしてください。保険会社に申請する場合、必要になります。
・各ロードサービス会社、保険会社によりサービス内容が異なります。何が保障されているかを確認しておくことをお勧めします。

エアバッグに関する安全 カージャック(車両の強奪)

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